「ねえ、パパ、ママ。なんで空は青いの?」
「なんでお魚は海の中で息ができるの?」
子供たちの好奇心は、時として大人の知識の限界を軽々と超えてきます。夕食の準備中や仕事の合間、ふいに投げかけられる「なんで?」。即答できずに言葉に詰まったり、つい「あとでね」とはぐらかしてしまったりすること、ありますよね。
でも、実は「答えられない瞬間」こそが、最高の親子の遊び場になることをご存知でしょうか?
知識を一方的に教える「先生と生徒」の関係を一度お休みして、一緒に謎に立ち向かう「探検隊」になってみる。そんな「わからない」を楽しむ秘訣を、まずはエッセンスを凝縮して、今日から試せるステップにまとめてみました。
1. 「知らない」は恥ずかしいことじゃない!
大人は「何でも知っていなければならない」と思いがちです。しかし、親が「うーん、パパ(ママ)も知らないなあ!すごいところに気づいたね!」と正直に言うことは、子供にとって非常にポジティブな影響を与えます。
- 完璧じゃなくていいという安心感: 大人も知らないことがあると知ることで、子供は「失敗してもいいんだ」「わからないことは恥ずかしくないんだ」と学びます。
- 好奇心の肯定: 答えよりも先に「その疑問を持ったこと」を褒めることで、子供の観察眼が養われます。

2. 「一緒に調べる」をエンターテインメントにする
「ググって終わり」にするのはもったいない!調べるプロセスそのものをイベントにしてしまいましょう。
| 調べるステージ | 楽しみ方のコツ |
| 予想タイム | 「どうしてだと思う?」とまず子供の仮説を聞く。突飛な答えほど盛り上がります。 |
| 図鑑・本で探す | ネットにはない「偶然の発見」があります。ページをめくるワクワクを共有しましょう。 |
| 実験・観察 | 料理や散歩のついでに、実際に見て、触れて、確かめてみる。 |

3. 親子の絆を深める「探検隊」のスタンス
知識を教えるとき、私たちはついつい「正解」を急いでしまいます。しかし、子供が求めているのは正解そのものよりも、「自分の疑問を大切に扱ってもらえた」という実感です。
大切なのは、”答え” ではなく “過程” を共有すること。
100点の解説をするよりも、一緒に「へぇ〜!」と驚く1分間の方が、子供の記憶に深く刻まれます。
「わからない」をワクワクに変える3ステップ
ステップ1:全力で驚く
子供の「なんで?」が飛んできたら、まずは「おっ!いい質問だね!」と全力で乗りましょう。
ステップ2:仮説を楽しむ
「ママは、空に青い絵の具がこぼれたんだと思うな。〇〇ちゃんはどう思う?」と、ファンタジーと現実を混ぜながら会話を広げます。
ステップ3:調査ミッション開始

「よし、明日の図書館で調べてみようか」あるいは「スマホで博士に聞いてみよう!」と、解決に向けたアクションを一緒に起こします。
さいごに
「なんで?」は、子供から手渡された「一緒に遊ぼう」という招待状です。
すべての問いに完璧に答えようとしなくて大丈夫。隣に座って、一緒に頭をひねり、一緒に新しい世界を知る。その時間は、将来子供が困難にぶつかった時、自ら答えを探し出すための「学びの土台」になります。
さあ、次の「なんで?」が聞こえてきたら、ニヤリと笑ってこう言ってみませんか?
「それ、パパも気になってたんだ!一緒に調べてみようよ!」



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